ラズパイ

【2024年最新】ラズパイのスペック比較!モデル別大きさと価格徹底比較

【2024年最新】最新ラズパイの種類別比較!モデル別にスペック、サイズ、価格徹底比較

Raspberry Pi(ラズパイ)は、

新しいモデルから古いモデルがあり、

今ではたくさんの種類が販売されています。

 

CPU性能の違い、機能、大きさ、価格の違いがあります。

最近では、「Raspberry Pi Zero 2W」といった、

小型でWi-fiを搭載した低価格モデルが登場しています。

 

ここでは、ラズパイのモデル別に比較をして

用途にあったものを選べるようにまとめています。

 

一部リンクにはアフィリエイトが含まれます

 

2024年最新Raspberry Pi 5発売開始

2023年9月28日に発表されたRaspberry Pi 5は、

国内販売に向けた法令遵守手続きを経て、

2024年1月11日に正式に認証が交付されました。

そして、いよいよ日本で「Raspberry Pi 5」の販売が開始されました。

<Raspberry Pi 5>

 

性能向上の詳細

Raspberry Pi 5はBroadcomの新しいSoC「BCM2712」を搭載し、

クアッドコア64ビットの「Arm Cortex-A76」プロセッサを採用しています。

これにより、Raspberry Pi 4に比べて2~3倍の性能向上と、

消費電力の削減が実現されています。

さらに、発熱も抑えられています。

 

GPUとディスプレイ

新しいGPU「VideoCore VII」は、

前モデルに比べて2~3倍の性能向上を果たしています。

また、Raspberry Pi 5は2台の4Kp60ディスプレイに対応しています。

 

I/Oとその他の改良点

新しいI/Oコントローラー「RP1」により、

USB 3.0ポートが2つ、USB 2.0ポートが2つ、

ギガビットイーサネット、

2つの4レーンMIPIトランシーバー、PCIeスロットが搭載されています。

また、SDカードのアクセス速度が2倍に向上し、

電源ボタンも新たに追加されています。

 

「Raspberry Pi 5を使ってみた感想:驚異的なパフォーマンスと発熱の課題「Raspberry Pi 5を使ってみた感想:驚異的なパフォーマンスと発熱の課題」 2023年9月28日に発表されたRasp...

 

Raspberry Pi5 VS Raspberry Pi4Bと性能比較

Raspberry Pi 5と、Raspberry Pi 4Bの

性能比較をしていきます。

価格

Raspberry Pi 5の価格は以下となっていますが、

円安の影響があり、購入時期に価格の変動があります。

4GBモデルが60ドル(約11,000円)

8GBモデルが80ドル(約1万5000円)

<2024年8月調査>

性能比較

Raspberry Pi 5と、Raspberry Pi 4Bの性能の比較をしています。

<スペック比較表>

Pi Model Pi 5 Pi 4B
CPU Cortex-A76 4コア 2.4 GHz クアッドコア 1.5 GHz
GPU デュアルコア VideoCore VII デュアルコア VideoCore IV 500MHz
メモリ 4GB/8GB 2GB/4GB/8GB
有線LAN
無線LAN
Bluetooth Bluetooth 5.0 BLE Bluetooth 5.0 BLE
USB 2.0 2 2
USB 3.0 2 2
HDMI出力 マイクロHDMI 2個(4K対応) マイクロHDMI 2個(4K対応)
推奨電源 USB Type-C 5V3A/5V5A Type-C 5V3A
サイズ(mm) 85×56×17 85×56×17
GPIOコネクタ 40-ピン GPIO 40-ピン GPIO
参考価格 8GB:¥14,850 4GB:¥11,000 8GB:¥10,456 4GB:¥9,506

 

Raspberry Pi 5は、前モデルであるRaspberry Pi 4Bと比較して、

CPU,GPU共に、大幅な性能向上が実現されています。

 

ここで紹介しているRaspberry Pi 5は、8GBモデルになります。

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処理速度の向上

まず、CPUがCortex-A76 4コア 2.4 GHzにアップグレードされ、

より高速な処理能力を発揮します。

GPUもデュアルコアのVideoCore VIIに強化され、

グラフィック性能が向上しています。

 

USBポートの改善

Raspberry Pi 5では、USBポートの構成が以下のように強化されています

  • USB 3.0ポート: 2つ(同時に5 Gbpsの通信が可能)
  • USB 2.0ポート: 2つ(Raspberry Pi 4Bと同じ)

 

USB 3.0ポートは高速データ転送が可能であり、

外部ストレージや高速通信を必要とするデバイスとの接続に適しています。

この強化により、より多くのデバイスを同時に接続でき、データ転送速度も向上します。

 

SDカードのアクセス速度の改善

Raspberry Pi 5では、SDカードのアクセス速度が2倍に向上しました。

起動時間の短縮

SDカードのアクセス速度が2倍に向上したため、

システムのブートが速くなり、

起動、アクセス速くなり、作業が快適になります。

ファイル読み書きの高速化

データの読み込みや書き込みが速くなり、

大容量ファイルの処理やデータ転送がスムーズに行えます。

全体的なシステムパフォーマンスの向上

Raspberry Pi 5は、すべてにおいて機能が向上しており

高い負荷の処理もこなすことができます。

 

5V / 5A の電力供給を推奨

Raspberry Pi 5は 5V / 5A の電力供給を推奨しています。

これは、次のような理由からです

新しいプロセッサと高速化により、

Raspberry Pi 5はより高速なプロセッサ(CPU)とGPUを搭載しており、

以前のモデルに比べて多くの電力を必要とします。

パフォーマンスを最大限に引き出すため、

電力が不十分だと、システムのパフォーマンスが制限されます。

 

5V 5A 供給されないとどうなる?

5V 5A 供給されないと、ラズパイ起動時に「5V 5A 供給不足」警告がでます。

この警告が出ると、Raspberry Piは自動的に性能を低下させて

システムを保護しようとします。

5V 5A 電源アダプタを使用することで、

Raspberry Pi 5がフルパワーで稼働するために必要な電力を供給します。

 

5V 3Aの電源アダプタでも問題なく動作しますが、

性能を低下させるため、負荷の高い動作をさせなければ

使ってみて問題は起きていません。

 

まとめると、Raspberry Pi 5には5V 5Aの電源を使用することをお勧めします。

特に負荷のかかる作業(複数のデバイスを接続、重い処理など)を行う場合は、

十分な電力供給が安定性を確保するために重要です。

 

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Raspberry Pi 5の性能と価格について

全体的に、Raspberry Pi 5は処理速度、グラフィック性能の全てにおいて、

Raspberry Pi 4Bより、全てにおいて優れています。

価格についても、

8GB:¥14,850 4GB:¥11,000

と手頃な設定になっています。

 

いままで、Raspberry Pi 4Bを使ってる方は、

新しいケースが必要です。

 

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<PR>Raspberry Pi の購入時は、

技適付きを購入しないと日本国内では使用できませんので注意が必要です。

 

Raspberry Pi(ラズパイ)の種類

2024年までに販売されているRaspberry Pi(ラズパイ)は、

カテゴリ別に分けると次のとおりです。

 

【フルサイズモデル】

・Raspberry Pi 5

・Raspberry Pi Model B(4B,3B+,3B)

・Raspberry Pi Model A(3A+,A+)

【小型モデル】

・Raspberry Pi Pico

・Raspberry Pi Zero W ,Zero 2W

【キーボードモデル】

・Raspberry Pi 400

これらのモデルは、現在の主力モデルになります。

モデル別に、性能比較をしていきます。

 

Raspberry Pi比較一覧

Raspberry Pi 5の比較は上記の記事で行ったため

ここからは、Raspberry Pi 4Bを基準に比較しています。

ラズベリーパイの性能比較を一覧表でまとめています。

 

【Raspberry Pi Model B】

<Raspberry Pi Model 4B>

 

Pi Model 4B Pi Model 3B+ Pi Model 3B
CPU クアッドコア
1.5 GHz
クアッドコア
1.4 GHz
クアッドコア
1.2 GHz
GPU デュアルコア
VideoCore IV
500MHz
デュアルコア
VideoCore IV
400MHz
(3D 300MHz)
デュアルコア
VideoCore IV
400MHz
(3D 300MHz)
メモリ 2GB/4GB/8GB 1GB 1GB
有線LAN
無線LAN
Bluetooth Bluetooth 5.0
BLE
Bluetooth 4.2
BLE
Bluetooth 4.2
BLE
USB2.0 2 4 4
USB 3.0 2 X X
HDMI
出力
マイクロHDMI
2個(4K対応)
HDMI
1個
HDMI
1個
推奨電源
USB
Type-C
5V3A
MicroUSB
5V2.5A
MicroUSB
5V2.5A
サイズ(mm) 85×56×17mm
(幅×奥×高さ)
85×56×17mm
(幅×奥×高さ)
85×56×17mm
(幅×奥×高さ)
GPIコネクタ 40-ピン GPIO 40-ピン GPIO 40-ピン GPIO
参考価格 8GB:¥10,456
4GB:¥9,506
¥5,524 ¥5,429

 

Raspberry Pi Model 4Bは、ラズパイの中で高性能モデルです。

前モデルのPi Model 3B+と比べると

3倍くらいのCPU速度性能がアップが図られており、

快適に動作するため、とても使いやすいですが、

発熱も多く冷却に注意が必要です。

 

Raspberry Pi Model 4Bは、

メモリ2GB/4GB/8GB を選択することができます。

通常の使い方であれば

Raspberry Piを始める方はメモリ4GBモデル

をおすすめします。

 

Raspberry Pi Model 4B 4GBモデルは、

価格は少し高めですが処理性能が高くどんな用途に使えます。

いろいろなことを初めたい方は、

機能不足になる事無く使い続けることができます。

 

【Raspberry Pi Model A】

Pi Model 3A+ Pi Model A+
CPU クアッドコア
1.4 GHz
クアッドコア
1.4 GHz
GPU デュアルコア
VideoCore IV
400MHz
デュアルコア VideoCore IV 250MHz
メモリ 512 MB 512 MB
有線LAN X X
無線LAN
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 4.2
USB2.0 1 1
HDMI
出力
FULL-HDMI
1個
FULL-HDMI
1個
推奨電源
USB
MicroUSB
5V2.5A
MicroUSB
5V2.5A
サイズ(mm) 65×56×12mm
(幅×奥×高さ)
65×56×12mm
(幅×奥×高さ)
GPIコネクタ 40-ピン GPIO 40-ピン GPIO
参考価格 ¥3,700 ¥3,308

 

Raspberry Pi Model 4Bに比べて

Raspberry Pi Model 3A+は

価格が安くお手頃に購入することができるので

価格を抑えて初めたい方に、おすすめするモデルです。

複雑な処理や大きな負荷がかからない用途で使用する時は

十分な性能です。

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【Raspberry Pi Zero、Pico】

 

Pi Zero 2W Pi Zero W Pi Pico
CPU シングルコアCPU
1.GHz
シングルコアCPU
1.GHz
デュアルコア
133 MHz
GPU VideoCore IV VideoCore IV
メモリ 512 MB 512 MB 256KB
有線LAN X X X
無線LAN X
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 4.1 X
microUSB 1 1 1
(USB1.1)
HDMI
出力
Mini HDMI
1個
Mini HDMI
1個
X
推奨電源
USB
MicroUSB
5V2.5A
MicroUSB
5V2.5A
基盤VBUS端子へ
1.8V~5.5V供給
サイズ(mm) 65×30×5.2
(幅×奥×高さ)
65×30×5.2
(幅×奥×高さ)
21×51.3×3.9
(幅×奥×高さ)
GPIコネクタ 40-ピン GPIO 40-ピン GPIO 26-ピン GPIO
参考価格 ¥2,508 ¥1,760 550

 

超小型サイズのラズベリーパイです。

サイズ:65×30×5.2(幅×奥×高さ)

とても小さいラズベリーパイです。

価格が安く、1,700〜2,700円で購入ができます。

 

性能は、Raspberry Pi Model 4Bと比べると1/3程度に落ちます。

起動方法は、上記のモデルと同じでmicroSDからラズパイOSを起動します。

 

コンパクトで、どんな場所にも取り付けることができます。

低価格で量産できコスパが良いです。

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迷ったらこれ、Raspberry Piのおすすめ

迷ったらコレ!

『Raspberry Pi 4 4GB』モデルです。

 

これから『Raspberry Pi』を始める方、

『Raspberry Pi』を使っていろいろな事を始めたい方は

価格も安く、システムも安定しているため扱いやすいです。

処理性能、拡張性が高く様々な用途に使用できるので

おすすめします。

 

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