Raspberry Piで電源入てプログラムの自動起動とシャットダウンする方法
プログラムが完成すると、
電源を入れたら自動でプログラムが
起動するようにしたいです。
ここでは、Raspberry Piの電源を入れて、
プログラムを自動起動する方法を紹介します。
プログラムを自動起動する
Raspberry Pi でプログラムを自動起動するには、
以下の手順を行います。
【手順】
①自動起動したいプログラムを作成
②作成したプログラム名は半角英数字
③Raspberry Pi の設定から「自動ログインを有効にする」
④プログラムを /home/pi フォルダに入れます
⑤プログラムファイルに実行権限与えます
⑥自動起動の確認
次に詳細なやり方を紹介していきます。
①自動起動したいプログラムを作成
Thonny Python IDEなどのエディタツールで
プログラムを作成します。
デバックが終了したら、②へ行きます。
②作成したプログラム名は半角英数字
プログラムを作成中は、ファイル名は漢字やひらがなを使う場合があります。
プログラム名は、すべて半角英数字にします。
例えば
『main.py』
と言ったファイル名にします。
③Raspberry Pi の設定から「自動ログインを有効にする」
自動起動ログインの設定をします。
自動起動の設定をするために、
以下の手順を行います。
①Raspberry Pi を起動し、デスクトップにログインします。
②「メニュー」から「設定」を選択します。
③「Raspberry Piの設定」を選択します。
「システム」タブをクリックして
「自動ログインを有効にする」を選択します。
これで、電源を入れて
パスワードを入れることなく
ログインして
Raspberry Pi が起動します。
④プログラムを /home/pi フォルダに入れます
Raspberry Pi に標準で入っている
Thonny Python IDEを使って
プログラムを保存すると
/home/pi
に保存されます。
プログラムの格納場所と、
ファイル名を確認します。
①英文字半角(例 ファイル名:main.py )
②/home/pi フォルダに入っているかを確認します。
⑤プログラムファイルに実行権限を与えます
自動ログインして、プログラムを実行する場合
プログラムファイルに実行権限が必要になります。
chmodコマンドを使用して実行権限を与える必要があります。
プログラムファイル名は、『main.py』としています。
自分のわかりやすいファイル名で良いです。
実行権限を与える
実行権限を与える方法は
コマンドラインから
以下のようにchmodコマンドを入力します。
chmod +x main.py
実行すると次のようになります。
これで、実行権限が与えられました。
実行権限を解除する
実行権限を解除する方法は
コマンドラインから
以下のようにchmodコマンドを入力します。
以下のようにchmodコマンドを入力します。
chmod -x /path/to/your/main.py
これで、実行権限が解除されます。
⑥自動起動を確認
これで電源を入れると
プログラムが自動起動する準備が整いました。
電源入れて確認します。
プログラムは、
Webカメラを表示するプログラムを
main.py に書いています。
電源を入れるとプログラムが自動で起動して
Webカメラ映像が表示されています。
成功です。
プログラムの自動起動を
ぜひ、やってみてください
モバイルモニターの紹介
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ノートパソコンには、USB-C 1本で接続できてとても便利な
モバイルモニタです。私が愛用しています参考にどうぞ。
Raspberry Piでログイン後にプログラムが自動起動する方法
セキュリティの関係でログインパスワードを入れてから
プログラムを自動起動したい場合があります。
Raspberry Piでプログラムをautostartを使い
自動起動する方法を紹介します。
Raspberry Piでプログラムをautostartで自動起動する
Raspberry Pi でプログラムを
自動起動するには、以下の手順を行います。
【手順】
①自動起動したいプログラムを作成
②作成したプログラム名は半角英数字
③Raspberry Pi の設定から「自動ログインを有効にする」
④プログラムを /home/pi フォルダに入れます
⑤autostartを編集
⑥自動起動の確認
①~④ までは上記を参考にしてください
⑤から解説していきます。
autostartを編集
自動起動するための設定ファイルを編集します。
ファイルマネージャーを使います。
ファイルマネージャーで
/pi/.config
をクリックします。
『LXinput 自動起動』 ファイルがあります。
これを編集します。
『LXinput 自動起動』 のファイルの上で
右クリックします。
ウインドウが開きます。
そこでText Editor を選びクリックすると
編集画面になります。
最後に起動したい
プログラムファイルを書き込みます。
ファイル名は、main.py です。
コード入力
Exec=sudo python3 main.py
入力後、左上のファイルから保存します。
「ファイル → 保存」
これで、autostartの編集が終了です。
電源を入れて、
ログイン画面になりパスワードを入力します。
その後、
自動でプログラムが起動します。
シャットダウンする
Pythonコードを使用して、Raspberry Piをシャットダウンする方法です。
停止する方法は、osライブラリを使用します。
以下は、PythonコードでRaspberry Piをシャットダウンする例です。
import os
os.system("sudo shutdown now")
このコードでは、os.system()関数を使用して、
Raspberry Piをシャットダウンを実行しています。
Raspberry Piを即座にシャットダウンするコマンドです。
コードにシャットダウンする条件を組み込み
コードに書き込んでシャットダウン処理を行います。
まとめ
ここでは、Raspberry Piを使った
プログラムの自動起動からシャットダウンを紹介しました。
ぜひ、実践してみてください。
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